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2009年02月10日

生命保険 予定利率

生命保険の予定利率。なんか、分ったような分らないような、第一生命は1.3%、日本生命は1.2%、明治安田生命は1.25%、・・微妙な文字たち・・。(現在の数値です。予定利率は変動するので注意が必要です) でも、生命保険に加入している・するであろう人にとって、生命保険の予定利率とは分っておかなければならない言葉です。
生命保険はわかるけど、予定利率という言葉が曲者ですよね。予定利率とは、生保に加入している人、お客さん、契約者に対して、生命保険会社が約束する運用利回りのことを言います。ちょっと待って・・利回りって??利率が額面金額に対する利子の割合として、投資元本に対する収益の割合が利回りと言います。
説明したつもりが、ドツボにはまったような気がしますね。
つまり、ソニー生命や住友生命や朝日生命などどこの保険会社も、将来保険金を支払うために、保険料の一部を運用しながら積み立てます。運用することによって得る収益を見越して、その分だけ保険料を割引いているそうです。
保険料を計算する時に使う「割引率」のことを「予定利率」と言うんだそうです。あっ?!生命保険の予定利率がちょっとだけわかってきたような気がしませんか。保険料が割引かれるという言葉に激しく反応しました・・保険料が安くなることは良いことです。
具体的な数字を使って説明してみましょう。
「目標!10年間で1000万円貯めるぞ!」と決意した時に、保険会社とか銀行に相談せずに、自分の口座か自宅のタンスで貯めるならば、単純に1年間に100万円貯蓄しないとダメですよね。年間5%で運用しながら積み立てると、貯蓄は1年間で79万5,000円で済むというわけ。この5%という数字が「予定利率」と言うんです。
ここまで単純な計算で割引かれるわけではないのですが、分りやすく言うとこういうことなんです。
生命保険の予定利率が高ければ高いほど、我々契約者にとってメリットなんです。
これは分りますよね。最初の予定利率と実際の運用利回りには差が生じます。それを「利差(損)益」と言われています。この差は保険会社の収益の1つでもあるそうです。運用利回りが予定率を下回ることを「逆ざや」と言うそうで、逆ざやが起きると収益が少なくなって、経営が圧迫されるそうです。いわゆるバブル崩壊後は、逆ざやに陥る保険会社が多く、平成9年から13年の間に7社が破綻しました。
毎月お金を「預けていた」保険会社が突然倒産するというのは、最悪ですよね。契約者を守るために、平成15年に、保険業法が改正されました。本当に経営がヤバくなったら、政府に申請をすれば予定利率を引き下げることができるようになりました。
でも、頻繁に、簡単に申請できるわけじゃありません。「予定利率を下げないと、本当にヤバイです!このままいくと破綻してしまって、契約者に迷惑をかけます!」という感じで、本当にヤバイ状況の時だけ。そうしないと、生命保険の予定利率を好き放題下げまくったら、保険会社が得するだけですからね。



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