保険情報最前線

生命保険の苦情について。
生命保険に限らず、保険についての苦情ってたくさんあると思います。もっと言うと、なきゃおかしいし。
特に生命保険の苦情って多そうですよね。
誰か大切な家族が亡くなった後ですから、精神的にもナーバスになってる時ですからね。それでいて、おそらく手続きは面倒だと思うんです。
私も以前会社で、亡くなった社員に対する生命保険の手続きを担当していたので、身をもってわかっているつもりです。
ただでさえ精神的に不安定な時に、市役所でもらってこなければいけない必要書類はたくさんあるし、印鑑を押す場所はたくさんあるし・・。会社に来てもらって手続きをしたこともあるのですが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
中には子供・兄弟で生命保険を奪い合いとまではいかなくても、配分に不満があったり・・。生命保険の苦情で一番多いのは、加入の時の説明が十分ではなかったことへの不満。保険会社にしてみれば「今さら何言ってんの？」って感じだろうし、お金を払い続けていた側からしたら「最初にもっと詳しく言えよ！」って話でしょうし。
保険金受け取りの際の手続きに対する苦情、受け取った時の不満などなど・・。いざ保険金をもらおうと思って、保険会社に問い合わせをしますよね。すると、すごく事務的で冷たい対応をされて、手続き以前に腹が立ったとか。
こちらは保険料を払い続けてきた「お客」なのに、保険金を受け取ろうとすると、なぜか保険会社が上から目線になるというか。なぜか「お客」が「すみませんけど・・いいですか？」的な対応をするはめになる。
年配の方だと、一度の早口の説明では分るはずがないじゃないですか。
ベラベラと早口で事務的に、一方的に。それに対して、聞きなおしたり、質問したりすると「先ほども申し上げましたが・・」と、ちょっとウンザリした口調で言われたり。「お前、何様じゃーっ！！」ってことになるわけです。
苦情ってかっこ悪いとか、恥ずかしいというイメージがありますが、何も恥ずかしくはないんです。だって、この時のためにずっとお金を払い続けていたんですから、苦情を言うくらい何でもありません。
そのために、お客様相談コーナーとか、専用電話が設置されているわけですから。
なんでお金を払ってきた側が我慢しなきゃならないの？！って話です。親族や友達に生命保険の苦情をウダウダ言ってもしょうがないんです。直接生命保険に苦情言わなきゃ伝わらないし、何も改善されませんからね。
今、生命保険に関して悶々としている人がいたら、迷ってないで専用電話へ電話しちゃいましょう。
意外に簡単に問題解決するかもしれないし、気分的にもスッキリするかもしれませんよ。